うなのアストルティア日記50話(アナタに贈る言葉)
アナタはこの美しくも奇妙なアストルティアでいかがお過ごしでしょうか?
サービス開始から早いものでもうすぐ一年が経とうとしていますね、思えば色々なことがありました。私もこの日記を書いていくうちにあんなこともあったな、こんなこともあったなと思い出が次々と溢れてきます。今まで私を通りすぎていったアナタの中には私を覚えていない人もいるかもしれませんでもそれでいいと思っています、覚えてなくともきっとどこか知らないところですれ違っているのかもしれないのだから。
チームなども設立以来、いろんな人と出会いそして別れていきました、後ろ髪引かれて去ってく人もいれば何も言わずに消える人など様々です。私はただアナタを見送ることしかできませんでした。意を決して旅立っていくアナタに私は何を言えましょうか?
日々様変わりしていくアストルティアの中で私はどんどん風化していく記憶をとどめるために日記を書くことを決めました。読んでくれた人達の中にはそういえばそんな時代もあったなぁwと共感してくれる人もいて幸いです。
アナタ一人一人の誰もが私にとっては大切な思い出です、アナタは覚えていますか?
初めて強ボスに行って惨敗して帰ってきたこと
住宅にこもって二人でお話したこと
二人で狩りながらしんみりお話したこと
裁縫指南してくれたこと
人の郵便受けにくだらないもつっこんで遊んでたこと
昼間のチャットに花を咲かせたこと
あやうい会話で楽しませてくれたこと
etc・・・
挙げればキリがないほど私に思い出をくれましたね、そんなアナタが今でも大好きです、そんなアナタがいるからこの日記は成り立っているのです、そしてこれからも新たに出会うであろうアナタからも思い出を作ることができるでしょう。
今もそしてこれからも私はアナタと出会いそして別れてゆくでしょう、しかしアナタの去った後はきっと思い出が残っていると私は信じています。だから私は忘れないように書き留めておきましょう、もしアナタが過去を振り返ってみたくなったらお訪ねください、私は今でもここにいますよ。
この美しくも奇妙なアストルティアのどこかで
(続く)