うなのアストルティア日記57話(ちょっと大人のアストルティア物語)
満天の星空が煌めくそよ風の浜で一組のカップルが浅瀬で泳いでいた。泳いでいたといっても片方のウェディの青年は泳ぎが得意と言う種族だけあって優雅に海面をすべるように進んでいくのだが、彼の彼女の方はというと・・・
「わぷっ!ちょっと待っ・・・」
なにやら海水をバシャバシャやっているだけで一向に前に進む気配はない。
「そんな力んで水を掻いてるだけじゃ前には進まないよ。」
彼は苦笑しながら少女を引っ張り上げて岸へと連れ戻した。
「私はアナタと違って水の中で呼吸できるわけじゃないんだからね!」
彼女は人間だ。確かにウェディである彼のように泳げと言う方が無理ではあるが人間の中でもかなりのカナヅチであることは間違いない。
「あ~もう、スパルタで疲れたぁ~!」
そう言って砂浜にごろりと仰向けに倒れこんだ。
「なんて人聞きの悪い、泳ぎを教えてくれって言うから付き合ったのに、それに僕はまだ何も教えてないよ、君が勝手に溺れてるだけだよ。」
彼は彼女の横に座った。
「まぁ、君の泳ぎはしびれくらげがのた打ち回ってるみたいで面白かったけどね。」
彼女はガバッと半身を起こし頬を膨らませて彼に抗議した。
「ひど~い!もう怪我しても回復してやらないんだから!」
彼女の薄いグレーがかった瞳がこちらをじっと見据えてくる。彼は吸い寄せられるように彼女の顔に近づいた。
「え?」
息がかかるかと思った瞬間にはもう彼は彼女の唇を塞いでいた。
始めは軽く触れる程度だった行為がだんだん激しさを増していく。彼は彼女の頭を抱えるように固定しその唇をむさぼった。
「んぅっ・・・く、苦し・・」
彼女のか細い訴えにももはや耳に届かない、彼は彼女を砂浜に組み敷いた。
ハイ!ここまで。自主規制 自主規制w DQは良い子もやるゲームだからねw はい、帰った帰った! え?どうしても続きが読みたいって?この先は有料だよ! (´∀`)フフンッ
(続く)