うなのアストルティア日記62話(寄り道都市伝説)
それはどこの放送で何時にやっているのかはわかりません、ただ言えることは草木も眠る深夜ということだけ。
唐突にその画面は現れました、今はもうめずらしいブラウン管に写るそれは
ゴミの最終処分場のような場所で空だけは異様に青く澄み切っていました。
しばらくするとスタッフロールのように名前とその人の年齢とおぼしき数字が延々と流され始めました。
○○ ○○ (38)
△△ △△ (71)
□□ □□ (50)
●○ △□ (27)
▽▲ ○◎ (8)
■□ ▲○ (16)
・・・etc
すらすらと静かに流れていきます。音楽は静かなクラシックだったようにも思えます。
そして、長いような短いような羅列が途切れ最後にこう書かれていました。
以上、本日のギセイシャです。
(続く)