お礼をするといっても数日後だろうとタカをくくっていたので油断した・・・・
飼い主さんは改めてありがとうございます!と何度もお礼を言っていた
いい人に保護されてよかったと言われていたたまれなくなった(オシメをかえる度に食いつかれるのでこのジジィ猫め!と悪態ついてごめんなさい)
お菓子はともかくお金は辞退しようとしたが結局押し切られ受け取った(いくらかかったとかは言わなかったのでかかった費用の半額くらいです。ぶっちゃけ十分です)
飼い主さんの県外にいる息子さんや娘さんも大変心配していたそうです
20歳ともなるとお子さん達が子供の頃から飼っていただろうからさぞかし心配だったろうと思う(にゃた可愛がられててよかった)
今後は外にはださずに余生をゆっくり過ごしてもらうということで飼い主さんは帰っていった
クッキーちゃんを送ってくれた工事屋さんには感動した!と言われた
第一発見者である自分は何もできず(1000円カンパしてくれたけど)私達に負担を強いる形になってしまって負い目を感じていたらしい
しかしまた自分が担当の日に飼い主が見つかりそれを見届けることができたと喜んでいた
今後自分の家で猫が行き倒れていたらどういう風に対処すればいいのか勉強になったと言っていた
確かにもし動物に関心がない人がクッキーちゃんを発見していたら保健所に死にそうな猫がいるといって連絡するだけだろう
衰弱したクッキーちゃんは首輪をしているとはいえ適切な処置はされずそのまま死んでしまうかもってもガス室送りになっていたかもしれない
クッキーちゃんと飼い主さんにとってはうちは救世主そのものの感覚になるのだろう(わかる気がする)
少しでも猫(動物)に関心を持ってもらって無事に飼い主さんのところに帰ることができるのならばかかった費用なんて安いものかもしれない
クッキーちゃんの飼い主さんが帰った後、近所の猫通のおばさまがお菓子を持ってうちにきた
にゃたを初日に保護したときに見たことある猫かとこのおばさまのうちを訪ねたのだ
とても心配してくださったのでにゃたが飼い主の下に帰ったと報告したらお祝いにタルトをくれた
にゃた・・・クッキーちゃんの飼い主さんの菓子折りもタルトだったので猫の恩返しはタルトなんだなと思った
子供達が学校から帰ってにゃたがいないことを知ると寂しがった
たった1週間だったけど情も湧くよね
子供達にはにゃたは本当のおうちに帰ったんだよと伝えた
にゃたを保護した日ににゃたの介護用品を買出しついでにうなの迷子札付きの赤い首輪を買った(白猫といえば赤でしょう!)
にゃたの首輪に連絡先がなかったことを受けてうちのうなもいつ何時迷子猫になるかわからないもんねということで購入した
ついでににゃた用にも同じ種類の黄色い首輪を買った
にゃたがもう少し元気になったらうちの連絡先を書いてつけてやろうと思って
でも本当の家族の元に帰ったにゃたには必要なくなった
飼い主さんに渡せばよかったな
にゃたの気配がなくなってうなは我が物顔で家中闊歩している
今はにゃた臭いこの部屋もやがては消えていくだろう
こうしてにゃたろうと私の1週間は終わった