《せっかくなので現旦那(勇者)の話を元に勇者側のお見合いフラグを語ろうとおもいます》
中学高校と男子校で過ごし大学も女性が極端に少なく就職した会社も同期に女性はいるが部署がそもそも接点がほとんどないので女性とは縁のない人生を過ごしてきた
そんな中で父親が婚活の話を持ってきた
父親は遅い子持ちであったのですでに70代になっていた
姉は結婚しているが当時まだ子供がいない
どうも電話で結婚相談所の勧誘があったらしい
いかにもあやしくないかそれ?と自分は思ったがこのまま無下に断ると首に縄をくくり付けられて引きずられていきそうな勢いだったのでしぶしぶ件の相談所に行くことになった・・・
入会が済んで数日後、自分宛の郵便物が開封されていることに気がついた
例の相談所からの釣書だった
私が仕事から帰るまで待ちきれなかったのだろう、父親は私より先に釣書を確認しあまつさえ もっと若い子がいいんじゃないか? とのたまっていた(ちなみに年齢は27と28の女性)
いくら気になっていたとはいえ人の郵便物を勝手に開封して親子でもプライバシーの侵害だ!
私はこの時点で婚活の意欲がそがれた
今後釣書がきても一切対応しないことにした
数日後、また釣書がきた
私はお見合いする気がなかったのでそのままポイっと・・・・しようとしたが一応個人情報なので相談所に返却しなければならない
とりあえず封書を確認した
封書の中を確認した私はとまどった
その釣書は黄色だった
(黄色は確か相手がぜひお見合いしたいと希望した時にくるものだったな?)
相手から希望しているのならこれは行かねば失礼にあたるよな!(この話をした時に妻に 真面目すぎるんじゃ・・・と言われた)
断ることも当然できたがこの時はなぜか行かねばなるまいと思ってしまった。そう思ってしまったんだ
時間の調整が難しかったがなんとかお互い都合をつけて年末にお見合いをすることになった
お見合い前日の仕事帰りに駅でティッシュならぬ広告を付けたカイロを配っている店員を見かけたので寒さのあまりもらって帰った
お見合い当日、少し早く魔塔(相談所)に着いたのですぐには登らず入り口の前で様子を伺っていた
釣書の写真で見たドワ子さんっぽい人が入っていったので あの人か!? と思い着いていったら全然違う人だった(早まって声をかけなくてよかった・・・・)
このお見合い用に実は玄関でアロマを炊く容器を購入していたんだ。お付き合いするかもしれない人に渡そうとおもって
・・・とそれを妻に話したら お見合いで付き合う度にプレゼントを用意する気だったのか? と突っ込まれそれもそうかと思ったのもいい思い出・・・
勇者側もフラグ立ちまくりだったわけですね。運命とは奇妙で面白いものです