うなのアストルティア日記69話(チームで初めてPTを組んだとき)
ボクがチームで初めてPTを組んだのはキーエンの蜘蛛だったと思う。
「うわ~ん、負けちゃったよぅ!」
サポで蜘蛛に挑んだボクは敗北した。もう三回目である。当時のサポはおぱかなので思うように動いてくれない。
「蜘蛛手伝おうか!?」
チムメンが名乗りを上げてくれた、ありがたやこれぞチームの醍醐味だね。
クリちゃんも武道家で手伝ってくれた、思えば彼と初めてPT組んだのはこの時だったかもしれない(この頃はまだヘンタイじゃなかった)
準備も整いさぁ出発!と思った矢先、ボクはクリちゃんの服装を見て「んん?」と思った。(この時初対面)
武器はドラゴンクロー(至極まとも)マタドール下に(まぁうん)上着はどう見ても初期装備な気が・・・(なぜ?w)
・・・蜘蛛ってそんなラフな格好で大丈夫なんだっけ?でもせっかく手伝ってくれるって言うし今度は生身の人間で行くんだからきっと大丈夫だよね!
ボクはそう思うことにしてあえて突っ込まなかった。
蜘蛛戦、やっぱりPTだと違うねwとても安定した戦いで勝てたよ!
時折クリちゃんの戦闘を観察していると当時は高価な聖水をじゃぶじゃぶ使っていたので装備にかけるお金がないようには見えなかったが・・・
まぁきっと彼なりの美学があったのかもしれない。ボクはそう自分を無理やり納得させた。
しばらくして今度は王子のパラ50クエを手伝うことになった。このときもクリちゃんが武道家で一緒になった。ただあの時と違うところは・・・
「あ~!クリちゃんまともな装備してる~!」
今度の彼の服装は玄武フルセット、効果もバッチリ。
「手伝うのにまともじゃないなんてw」
そんなことをいけしゃあしゃあと言ってのけたのでボクは突っ込んだ。
「ボクの蜘蛛戦のときなんかテキトーじゃなかった?初期装備とか着てたり?(´∀`)」
彼は目をそらし、
「き、気のせいだよ・・・」
その後彼はクエが終わるまでボクに目を合わせることはなかった。
(続く)