私の朝は5時からはじまる
炊事洗濯掃除お弁当つくりをしつつ子供をたたき起こし・・・のルーティーン
でもまず最初はじーちゃんに朝の挨拶をするのが日課だ
老人の朝は早いのでだいたい起きていることが多い
その日もいつものようにじーちゃんの寝室に行ったがいつもと様子が違った
まず異臭がした、じーちゃん久々にトイレ失敗したのかな?
電気をつけて様子を確認したらじーちゃんが泡を吹いてかすかにうめいていた
私はびっくりして夫に じーちゃんの様子がおかしい! とたたき起こした
夫も飛び起きてじーちゃんの様子を確認する
私は最低限じーちゃんをきれいにして熱を測った 38.c近くある
運の悪いことにその日は土曜日で土日祝日は透析専門の担当医はいない
もうじーちゃんは自力で立ち上がることもできなかったので救急車を呼ぶことにした
流行の感染症もあるから救急車はすぐ来てくれないかもしれないと思ったがすぐきてくれた、よかった
救急隊員がじーちゃんの現状をじーちゃんがお世話になっている病院に連絡したがじーちゃんが熱を出していたためそこでの受け入れは拒否された
もうひとつの系列の病院は受け入れ可能とのことでそちらに向かうことになったがその病院は透析の対応はしていない病院だった
漠然と不安が襲ってくるがどうしようもない
じーちゃんはまず受け入れ先の病院で感染症の検査と入院になった
私も病院に同行したかったが家に子供がいるので夫が付き添い私は家で連絡を待つことになった
しばらくして夫が帰ってきた
じーちゃんの様子はどうだったか聞くとあれから受け答えはできているらしいがくわしく検査しないとわからないとのことだった
しかしその後、じーちゃんの容態は急変し感染症も陰性であったことからいつもお世話になっている病院に緊急搬送された。
すぐにでも会いたかったがこのご時世家族であっても簡単には会わせてもらえない
やきもきしながら月曜日の朝、担当医に呼ばれてじーちゃんの現状を聞くことになった