目覚めし冒険者の広場-ドラゴンクエストXプレイヤー専用サイト

ネコの下僕

うな

[うな]

キャラID
: KC921-525
種 族
: ドワーフ
性 別
: 女
職 業
: 旅芸人
レベル
: 124

ライブカメラ画像

2D動画 静止画

写真コンテスト

{{ photoImg }}
さつえい日  :  {{ photoDate }}
さつえい場所  :  {{ photoZone }} ({{ photoWorld }})
{{ photoImg }}
{{ photoImg }}
{{ entryTitle }}
{{ mangaImg1 }}
{{ mangaText1 }} 
{{ mangaImg2 }}
{{mangaText2 }} 
{{ mangaImg3 }}
{{ mangaText3 }} 
{{ mangaImg4 }}
{{ mangaText4 }} 

うなの冒険日誌

2013-08-04 11:01:30.0 テーマ:その他

日誌を書いた!

うなのアストルティア日記95話(交際②)

1回目ドライブ 2回目映画 そして3回目のデートの時、新たに進展があった、日帰り温泉デートである。
「温泉でデートぉ~?温泉入ってるあいだ別個じゃん、それデートっていうの?」
ボクは妹に指摘されて初めて う~ん となった。たぶん提案した相手もそこまで考えていなかったと思う。
「ま、まぁとりあえずいってくるよ。」
ボクらは待ち合わせ場所からドルボードでアズラン温泉に向かった。

温泉入って一時間後に落ち合ったボクらは休憩処でそれぞれ冷たい物を注文する。出された宇治金時をじゃりじゃりやってるボクに向かって彼はおもむろに切り出した。
「・・・今後のことなんだけど・・・。」
甘い練乳に舌鼓を打ちながらボクはうんうんと頷く。
「まず来月にはうなのご両親に挨拶してそれからうちの両親にも挨拶して・・・」
宇治金時に夢中になっててまだ状況を消化できていないようだ。
「・・・それから住む場所を決めて、君の誕生日までには入籍したい。」
・・・ん?挨拶?入籍?・・・なんか当然のことのように語っているが何か一個すっぽ抜けてるような気がする・・・。
しかし彼はそんなことはお構いなしで、語るだけ語ると、
「よし!そうと決まればまずは相談所を卒業しなくては!!」
いまいち状況がつかめないボクを他所に後日二人で相談所を訪れた。

「私達、結婚を前提にお付き合いすることになりましたのでここを卒業します。」
彼は言い切った。
「まぁ!おめでとうございます。スタッフ一同心より祝福いたします!!」
今までお世話になったアドバイザーさん達にお礼を述べる。
「ではここに一筆とそれからお祝いの品をお受け取りください。」
そう言って手渡されたのはペアのワイングラスだった。
「あなた方早くてよかったですね~、中には10年かかって結婚できた人もいるんですよ~。」
10年!10年かけてお金を払い続けてお見合いをしたのか・・・。一年でやめようとしたボクには気の遠い話である。でも人間あきらめずに貫き通せば報われるという一例なのかもしれない。
いろんなことがあったけど様々な体験をさせてくれた相談所には感謝である。

晴れて相談所を卒業したボクは帰りがてらこんなことを彼に聞いてみた。
「・・・ねぇ、なんで結婚しようと思ったの?」
前を歩いていた彼は振り返り真剣に答えた。
「うん、すっごく考えた!もう丸一日考えて結論を出した!!」
ボクはそれを聞いてびっくりしちゃった。
「これから何十年と一緒に住む相手かもしれないのにたった1日で決めちゃったの!?」
・・・いや、もっと考えましたよ・・・ なんか後半モゴモゴと言っていたような気もする。
ボクは彼のことをまだよく知らない、好きな食べ物とか苦手なものとかもよくわかっていない。相手もボクのことをまだよくわかっていないだろう。
でもそれもまた面白いかもしれない、ゼロから始まるスタート、なんとも冒険者らしいじゃない。ボクは笑いながら彼の手を取りこう伝えた。
「うちに挨拶くるときは一升瓶持ってきてねw」
昔、ボクが高校の頃父親がこんなことを言っていたのを思い出した。

(アンタが結婚相手連れてくることがあったら一升瓶持たせてくれりゃいいよ)

父よ 一升瓶持ってきてくれる人を今連れて行くよ

「一升瓶?わかった。」
彼は頷いて さてどこの銘柄にしよう などどさっそく考え始めた。

わからないことだらけだがわかっていることも少しはある。
この人は真面目でやさしい。ボクはこの日の進展を報告するべくその夜、晩酌をする父親のもとへ向かった。
次号 うなの父親、テンパりすぎてポルカる お楽しみに(´∀`)ノ

                       (続く)
いいね! 32 件

ログインしていないため、コメントを書くことはできません。


戻る

ページトップへもどる