うなのアストルティア日記99話(結婚)
初めての海外旅行だぁ~~!
初めて日本以外で旅行するのでテンションはマックスである、しかも海外で式を挙げるとは考えてもみなかった。
飛行機に揺られながら某南の島までおよそ3時間で着く。ボクは初めての機内食をむしゃむしゃ食べながら、あれもやりたいこれもやりたいとガイドブックに指を指す。
「そんなにできるかなぁ?」
コーヒーを飲みながら彼に指摘される。ボクはなぜだかふと暗い気持ちになった。
「でもさ、始まりがあるということは終わりもあるということだよね?これでもう新婚旅行が終わっちゃうのかぁ~~。」
「まだ始まってもないのにもうそんなこと考えているのか・・・。」
飛行機は順調に目的地へボクらを運んでいく。
現地で出迎えてくれたのは豪快なオーガのおばちゃんだった。
「HAHAHA、○○ホテルノオキャクサマハコチラヨ!」
ホテル迎えの車に乗り込み現地へ向かう、ホテルに着いたら翌日の式のための打ち合わせだ。色々な説明を受けた後、最後に
「誓いの言葉は英語になりますのでここに書かれた文を覚えてきてくださいね。」
そういって英語で書かれた誓いの言葉を渡された、
英語の苦手なボクらは人生の山場となるかもしれない結婚式でとちるわけにもいかず、その日は二人してブツブツとその英文を暗記していた・・・。
翌日、いよいよ結婚式!
ボクは締め上げられたドレスを身にまとい、足のくじきそうなたっかいヒールを履いてよろよろしながら新郎と白いリムジンに乗り教会を目指す。
厳かな教会で、海外特有の生のラブソングが響く中、ボクらは二人だけでひっそりと愛を誓い合いました(練習の成果バッチリですよ!!)
式が終わったあとは速やかに写真撮影、中々海外婚も人気があるようであとがつかえております。
大行事が終わったあとはもう遊びまくるしかありませんね。
南の島の醍醐味です。
旅行中はほぼ毎日こんな感じです。
・・・・・そしてあのなにもわからずに飛び込んだ結婚相談所から数年、今ではかわいいプクリポ二人に恵まれ、のんびりアストルティア生活を送っているわけですが、結婚して3年目に一度ボクがこんなことを言ったことがあった。下のプクリポを夫があやしている時に、
「すごいね!ボクらもう3年ももってるよ!!」
それを聞いた夫が、
「なにー!もたないと思ってたのかっ!!」
縁とはかくも不思議なものナリ。
アストルティア結婚相談所体験談「完」
次号 100話記念と新章(?)突入 (´∀`)ノ