
コブラやん「よう!俺だよ、俺!元気してたかい?今日はクリスマス・イブだな!1年を良い子で過ごした子猫ちゃん達に、俺からのクリスマスプレゼントだ!クリスマスにまつわる豆知識とちょっととした妄想を紹介するぜ♪」

子猫ちゃん達「さすがコブラやん♪早く聞かせてくれぇ〜!」
ヒュ〜♪ヒュ〜♪
ドンドン♪
パフパフ〜♪

コブラやん「まぁまぁ、焦るなよ♪少し長い話になるから落ち着いて聞いてくれ。」
クリスマスと言えばサンタクロース。彼の住まいはフィンランドのラップランドと言われているな?
そしてフィンランドのもう一人の有名人といえばムーミンだが、彼を含むムーミン一家はサンタクロースを知らない。たぶんクリスマスという概念も知らない。なぜならムーミン一家は冬になると冬眠するからだ。同じフィンランドに住んでるのに同郷の世界的な有名人をムーミン達は知らないってのが面白いよな♪
コブラやん「そこで想像の羽を広げて、サンタクロースは良い子にはプレゼントを配る存在。そしてプレゼントは良い子達の信仰に関わらず配られると定義する。なので基本的に善良な住民で構成されるムーミン谷も、プレゼント対象地域になるとする。そうなると毎年クリスマス・イブの夜、ムーミン谷では何が起きているのかを、妄想してみよう!」
思考実験〜ムーミン谷、サンタ襲来の夜〜
ムーミン谷の住人A
「くっ…!今年も来やがったな、赤い奴が…!
冬の山から降りてくる“贈り物の怪物”め…!」
ムーミン谷の住人B
「結界が突破された!
煙突から侵入したぞ!
村中に警報を出せ!」
ムーミン谷の住人C
「速い…!なんてスピード…!
捕らえられん!」
スナフキン(たぶんサンタを知ってる)
「……まあ、誰かに悪さをする気はなさそうだけどね。
ただ勝手に家に入るだけさ。」
ミイ
「ヒィィィ!煙突から入ってきた!え?プレゼント?あ…ありがとう。」
ムーミン一家(Zzz…むにゃむにゃ…もう…食べられない)
コブラやん「みたいな事が、ムーミン谷では毎年繰り広げられてるんじゃないかな?そんな妄想を楽しみながら、素敵なクリスマスを過ごして欲しい!それじゃあまたな!」
オシマイ。