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最新型Sキラーマシン

ゼツカ

[ゼツカ]

キャラID
: RD820-851
種 族
: オーガ
性 別
: 女
職 業
: 戦士
レベル
: 110

ライブカメラ画像

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ゼツカの冒険日誌

2017-04-01 11:37:23.0 2017-04-01 11:39:13.0テーマ:その他

《絶火伝~絶火の章~》第3話《クロノゼツカ》




ゼツカ
「最終形態…《黒のゼツカ》…」



その言葉と共に
目の輝きが消える。



その目に宿るのは


黒よりも黒く


闇よりもなお深い



《悲しみ》



さくら
「うっ…」

モリゾー
「…なんで…」

さくら
「なんでそんな…」

モリゾー
「なんでそんな悲しい眼をしてんだよ?!」


ゼツカ
「これで最後だ…」

ゼツカ
「私を形成する力の根元である
《正義》と《闘争本能》は断たれた」

ゼツカ
「これより私の心は
常闇に浸食される…」

ゼツカ
「私は私じゃなくなる…」

ゼツカ
「…」


ゼツカ
「ありがとう…みんな…」




さくら
「え…」

ゼツカ
「さくら…あんたは路頭に迷った私とマルチナに
声をかけ、話を聞き…安らぎを与えてくれた…」

さくら
「…」

ゼツカ
「あんたはアホだ」

ゼツカ
「私みたいな好戦的なやつを
迎え入れるなんてな…
だが私はそれに救われた…
感謝してる…それに、あんたと
過ごした時間はすごく楽しかった」

さくら
「やっ!」

ゼツカ
「…」

さくら
「なんでお別れみたいな台詞言うの?!」


その問いを無視するゼツカ。


ゼツカ
「モリゾー…」

モリゾー
「…」

ゼツカ
「あんたにはただ見守るという
大人の優しさと落ち着きを教わった…
私は攻撃的な性格だから
あんたを見ててもどかしいこともあったけど
その落ち着きは、これからもさくらや
仲間達を支える大切なものだ…」

モリゾー
「…」

ゼツカ
「見守っていてくれて…
ありがとう…」

モリゾー
「…」


モリゾーをよけて
その後ろにいくゼツカ。




ゼツカ
「あみちゃん…」

あみぽん
「ぜっちゃん…やだよ…」

ゼツカ
「同じ母親を失った気持ち
痛いほどに伝わった…
けどその悲しみに負けないで
また私のそばに来て
馬鹿話をたくさんしてくれたよね」

あみぽん
「…やめて…やめてよ…」

ゼツカ
「私がいなくなっても
あみちゃんを助けてくれてる人が
たくさんいる…その人達を
大事にしていってね?」

あみぽん
「…」


ゼツカ
「み~ちゃん」

み~み~
「…」

ゼツカ
「み~ちゃんはすぐ噛むし
自覚がないけどすごい天然だから
随分笑わせてもらったよ…
たまには噛まないように
意識した方がいい」

み~み~
「大きなお世話だよ…」

ゼツカ
「ふ…、お子さん、大事にね?」

み~み~
「…」


ゼツカ
「ちゃんさこ」

まあさこ
「ぜっちゃん…」

ゼツカ
「ちゃんさこは弱い」

まあさこ
「…」

ゼツカ
「だから強くなって欲しい
不安ってのはどれだけ減らしても
絶対になくならない…
だから不安を1つ減らすよりも
《勇気》を1つ増やして欲しい」

まあさこ
「ぜっちゃん…私…」

ゼツカ
「いいキャラしてるんだから
自分で自分を潰さないようにね?」

まあさこ
「…」


ゼツカ
「どちびたん…」

ちびレイ
「ぜっちゃん!」

ゼツカ
「どちびたんは奇想天外な
発言と天真爛漫な性格で
私を何度も笑わせてくれたよね…
キクチさんとの絡みはすごく
見てて癒されたよ」

ちびレイ
「あいつ…ブスだから…」

ゼツカ
「ふふ…これからも仲良くね?」


そして最後に
共に常闇の竜を討伐した
者達へと歩み寄る…。




ゼツカ
「…」

アルフレド
「…」

バルドーソ
「…」

ちゃんぷ~
「…」



ゼツカ
「言葉は要らないな?」



静まり返る空間。



ゼツカ
「始めようか…そして終わらせよう…
常闇の禍根を…」



アルフレド
「ぜっちゃん!もうやめろ!!!」



その言葉を食いぎみに
遮るアルフレド。



アルフレド
「俺は…俺は!」



アルフレド
「ぜっちゃんと戦いたくない!!」



ゼツカ
「…私だって戦いたくないさ…」



アルフレド
「なにか方法があるはずだ!」



ゼツカ
「じゃあどうしたらいい?!」



ゼツカ
「もう手遅れだってのは
私が一番よくわかってる!!」



ちゃんぷ~
「…」



バルドーソ
「お前…気付いてるか…?」



ゼツカ
「…え」



バルドーソ
「ここにお前が一番愛する者がいないこと…」



ゼツカ
「…逆にいなくてよかったさ…
この姿を見せたくないからな…」



ちゃんぷ~
「別れも告げずに消えるゆ…?」



ゼツカ
「…」



ゼツカの心に迷いが生まれ始める。



バルドーソ
「マルチナに…会いたくねぇのか…?」



ゼツカ
「…っ」



苦悶の表情を浮かべるゼツカ。



そんな状況の中。





小さき英雄が姿を現す。





~つづく~


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