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最新型Sキラーマシン

ゼツカ

[ゼツカ]

キャラID
: RD820-851
種 族
: オーガ
性 別
: 女
職 業
: 戦士
レベル
: 110

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ゼツカの冒険日誌

2018-04-07 14:11:49.0 テーマ:その他

《~絶火伝ZERO~運命の忌み子~》 第16話「ZEROの炎」




凛火
「お母さん…大丈夫…大丈夫だよ…」





忌まわしきあの日。





カッチュウアリの大群に襲われた村。


それを救った一人の少女と
一匹の黒豹。


しかし命の恩人である黒豹は魔物。


村人は黒豹を殺そうとする。


その命を乞う凛火。


村人は言う。


目を差し出せと。


凛火は迷うことなく
自らの両目を引き裂く。


響き渡るのは黒豹の断末魔。


裏切り。


憎しみ。


怒り。


気付けば


凛火の両手は


血と罪に汚れていた。







《刮目せよ》






《これがZERO(原点)》





《これが真実》





《ZEROの炎である》









クロ
「…強くなったのね…凛…
名前に負けないくらいに…」


凛火
「お母さん!だめだよしゃべっちゃ!」


クロ
「ううん…凛…私の身体はね…
私が一番よくわかってるのよ…」


凛火
「お母さん…うぅ…」


クロ
「もうすぐ迎えが来るわ…
でもその前に…凛…?」


凛火
「うぅ…お母さぁん…死んじゃいやぁ…」


クロ
「聞きなさい…凛…」


凛火
「うぅ…」


クロ
「あなたはこれからたくさん
逃げ出したいくらい辛いことや…
目を塞ぎたくなるくらい
怖いものを見たり…
痛くて…苦しくて…悲しい…
そんな経験をたくさんするわ…」


凛火
「うぅ…お母さぁん…やだぁ…」


クロ
「…だけどね…凛…あなたにはその時…
たくさんのお友達がいる…」


凛火
「…え?」


クロ
「あなたを…命にかえても守ってくれる…
大切にしてくれる《仲間》《家族》が
たくさんできる…だから…
本当に困ったら…頼りなさい…
お友達を…家族を…
きっとあなたを…助けてくれる…」


凛火
「…なんでそんなことわかるの?」


クロ
「…さぁ…なんでかしらね…ゲホッ!」


凛火
「…あぁ!お母さん!だめだよ!」


クロ
「…」


凛火
「お母さん?!しっかりしてよ!」






クロ
「…《絶火》…」






凛火
「…え」



クロ
「…次…あなたが…名乗る時…は…
《絶火》と…名乗り…なさ…い…」



凛火
「…どうして…?」





クロ
「それは…ね…」





クロ
「あ……なた…の…」








クロ
「《未来の名前》…だ……か…………ら…」









凛火
「…お母さん…?」



クロ
「………」



凛火
「…お母さん…?!いやぁ…!!
お母さん!!お母さん!!!やだぁ!
目を開けて?!だめだよ!!
やだぁ!やだよぉ!一人はいやぁ!!
お母さああああぁぁぁあん!!」






クロ





その正体は





滅びの未来を変えるため





過去の自分を救うべく





未来からきたゼツカであった。





同じ人間が
同じ時間にいる





その時間軸のズレを
修正するため





過去に渡ったゼツカは





黒豹に姿を変え





過去で死ぬことを選んだのだ。





過去の自分に






未来を託して…。






~つづく~


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