前回からの続き
人体切断の危機がぁ~!
と思ったところで再び暗闇が訪れた。
どの位時間が経ったのかは不明であるが、再び目を覚ますと目の前には着物姿の女性が手を差し伸べて微笑んでいる。
ん?いや待て待て尻尾が・・・・・

よ~く見てみると九尾の狐ではないか!
驚いて後退りするオイラ。
「驚いたかぇ?w愉快愉快w」
「ソコの木陰からお主を見つけての~」
「ちと退屈しておったので、揶揄って其方の驚く様が見たかったのじゃw」
どうやらあの直後からこの狐に化かされていたらしい。
「其方黄金のおでんを探しておるのじゃろ?w」
「ワラワに付いてくるが良いぞえw」
化かされた後の事なので信用して良いモノか迷ったが、黄金のおでんの在りかが判るとあっては行かずにはおられないので、その狐に付いていくことにした。
暫く後を付いていくと1軒の和風の家の前で狐が立ち止まった。
「ほれ、コレじゃw」

おぉ~!
そこには黄金色に輝く黄金のおでんが!
コレを食べれば桃源郷に誘われるのか?
と思考していると狐が囁いた。
「食べたいのかえ?w」
オイラは二つ返事でうなずいた。
「そうかそうかしばし待っておれw」
そう言い残すと狐は何処かへ消え去った。
待ちきれないオイラは狐を探して村の中を散策した。
そしてとある家の庭でおでんを焼いている狐を見つけた。

「美味しいきつね色になるのじゃぞ~♪」
陽気な鼻歌を歌いながらおでんを焼く狐にオイラは問いかけた。
黄金のおでんとはそのおでんの事なのか?
ソレを食べれば桃源郷へ誘われるとか?と。
狐はこう答えた。
「左様じゃよ。きつね色とも黄金色とも言うじゃろ?w」
「このおでんは焼くと大層な美味での~まさに桃源郷へ誘われる気分じゃてw」
「ただし、人外の食べ物故、人さまが口にするのはの~・・・」
さっき食べたいか訊いたのアンタじゃないか・・・^^;
「まぁ大丈夫じゃろ、ホレw」
オイラは狐が差し出すおでんを口にした。
この世の物とは思えない美味が身体中に広がっていく。
なるほど、まさに桃源郷に居るような多幸感だ♪
暫く多幸感に酔いしれていたオイラはふと我に返った。

ココは!
あの修行僧が倒れていた場所だ。
辺りを見回しても狐はいない。
いや、初めから存在していなかったのか。
何処からこのアナザーワールドに迷い込んだのか。
黄金のおでんとはなんだったのか。
オイラは混乱しつつ村を後にした。
終幕
場所提供 : ヒロアキさん
撮影場所 : 水没地区15748ヒロアキ村 及び自宅
撮影協力 : ラムさん
この日誌はプレイヤーイベント
「黄金のおでんをもとめて」主催者不在の24時間参加可能な宝探しイベント
ストーリーハウジング写真コレクションです。
★ストーリーハウジング写真コレクションについて★
日誌検索で「ストーリーハウジング写真コレクション」で検索
他の人の作品も見られます。
詳細はこちら
https://hiroba.dqx.jp/sc/diary/877846211052/view/5421760/