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ひかえめのポンコツ

ヨメサンダー

[ヨメサンダー]

キャラID
: LD586-982
種 族
: プクリポ
性 別
: 女
職 業
: 踊り子
レベル
: 133

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写真コンテスト

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ヨメサンダーの冒険日誌

2024-12-04 04:12:12.0 2024-12-04 04:16:16.0テーマ:コロシアム

10年ぶりの再会 第2章 ラーメン食べたい

前回のあらすじ

冬の冷たい朝、スノーボードの初滑りに向けて準備を整えていた「私」のもとに、高校時代の友人マキちゃんから突然の電話がかかってくる。結婚して県外に移り住んだマキちゃんは、一時的に地元に戻っているとのこと。生活の見直しとスキルアップのため、実家で資格の勉強をしていた彼女だが、今日は地元にいる最後の日だという。

初滑りへの期待と、久しぶりの再会という選択肢の間で「私」は迷うが、人生の大切な瞬間はこうして突然訪れるものだと感じ、決断を迫られる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

悩んだ末にマキちゃんの誘いを受けることにした私。

「わかった。で、もちろんマキちゃんの奢りでラーメンだろ?」

私は電話越しに軽く笑いながら言った。

「家庭持ちの私にたかるとか、相変わらず容赦ないなぁ。でも、まぁいいよ。」

マキちゃんの声が明るく返ってくる。その調子は昔と全然変わらない。

「私の予定を潰した罪は重いのだよ!( ゚Д゚)フハハハ!」

そんな軽口を叩き合いながら、私たちは待ち合わせの場所と時間を決めた。

午前11時。指定した場所に、私とマキちゃんはほぼ同時に到着した。

「おーっ!」
「あーっ!」

声を揃えて呼び合ったものの、その後すぐ、私は目を見開いて驚いた。

マキちゃんだ。間違いなくマキちゃんなんだけど、10年前とほとんど変わっていない。髪型は少し違うけど、体型も肌の感じも、あの頃のままだ。

「理不尽!!」

思わず口に出してしまう私。

マキちゃんはそれを聞くなり、笑い声を上げながら軽く突き刺すような一言を放った。

「どちら様?w」

そのまま止まらない彼女は、お腹を抱えつつさらに追い打ちをかける。

「肌ボロッボロッw」

私は思わずため息をつく。不眠症のせいで肌が荒れていることは彼女にも話していたけれど、どうやら予想以上にひどい状態になっていたらしい。彼女の笑いは止まらない。

「ブフッwいいから、ラーメン行くぞ!w」

笑いを振り切るように言い放ち、私は早足で歩き始めた。

二人は、懐かしさと軽口を胸に、近くのラーメン屋へと向かうのだった。


第3章へ続く…
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