嫌いになりたくなるほど君が好き
ふと足を止めた自販機の前
君がお気に入りで飲んでいた缶コーヒがある
苦いのは嫌いなのに買ってしまった
思い出は時として重荷になることがあるのかもしれない
そんなことを思いながら蓋を開けた
相変わらず僕の中で時は止まったまま
映写機を巻き戻し再生させる
何ひとつ変わらないというのはある意味で罪のよう
無邪気な変態が僕を困らせ優しく包むから
意気地のない馬鹿は決まってソコに飛び込んだ
抱き寄せてくれる両腕を感じ取り
ただ ただ 嬉しく
またどこかでは切なく
ずっとこういられたらいいなと願っていた
繰り返される映像で
君に呼ばれる声
無垢な笑顔
僕に向けてくれたやさしさを思い出し
缶コーヒから垂れる雫をなぞっていた
絡み合う糸は複雑だと
そんな事を考えほんのり甘く苦いコーヒをグイと飲み干し
ちょっぴり大人の味を知った気分
缶コーヒのような恋
それは通り雨のように短かく
二人を濡らし続けて去ってしまった
一人暮らししたいけど、寂しさに耐えきれないだろうな~。。
強く、優しく、変態の三拍子を持ったそこの君。
僕たちと交流するしかないんじゃない。。?
最近勧誘してると、日誌見ましたと駆け寄ってくれフレンドになることが
ちょくちょくある。物凄く嬉しいしリアルタイム出会えた偶然に驚く!