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自宅の警備員

じゃぎ

[じゃぎ]

キャラID
: FS937-204
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 105

ライブカメラ画像

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じゃぎの冒険日誌

2016-08-10 14:03:49.0 テーマ:仲間モンスターじまん

むへへ

今日、私は負けた

戦いに負けた

たったそれだけこと

しかし、この世界では

負け=死

敗者は全て奪われる

財産も名誉も、もちろん命も例外ではない

敗者に未来などない

この世界では当たり前なのだ

そう、だから私は死ぬしかない

そう思っていた

「一緒に行かないか?」

しかし、この魚人(さかなひと)はそう言葉を投げ掛けてきた

そもそものきっかけは些細なことだった

そう、些細な…

語るとそこ果てしなく長くなるので簡潔に説明するならば



私はその日、カジノの巧みな陰謀、罠によって全財産を失ってしまい、絶望に打ちひがれながら帰路についていた

すると一人の男が視界に入った

真の現実など知らない、腑抜けきった締まりのない顔

覇気もまるでなく、その場しのぎで、周りに流され、能々と生きてきた

そんか印象を私に持たせた



…許せなかった

私は、私は!悪と戦い、身を、精神を削り平和の為に闘ってきたというのに!

こんな平和ボケしたような存在がいるなんて…!

…気が付くと私はその男に向かって駆け出していた

自分の正しさを、正義を証明するために

この男に現実の厳しさを判らせるために

私は、この男に闘いを挑んだ …気が付くと私は魚人から治療を受けていた

どうやらお供のスライムベスに1発で気絶させられたらしい

怒りの余り気づかなかったが、このスライムベスはこの魚人の下僕の様だった

まるで視界が定まっていないような、虚ろな目

緩みきった口

締まりのないふやけた顔

なんだこのスライムベスは…

私はこんな、まるでゼリーに目と口を描いただけのような、そんな存在に負けたのか

プライドは砕かれ、体にも力は入らず生きる希望の無くなった私に対し、この魚人は治療を施した その後の流れは早かった

一緒に旅をしてほしい

それだけのお願い

治療したお礼もしたいし、たまたま暇だったので着いていくことになった

どうやら名前も着けてくれたらしい

「むへへ」

私の名前

とても紳士的で心暖まる名前だった

この、素晴らしい名前に恥じぬよう私はこの魚人の期待に答える

私は心に誓いを立てた

そう、私の新たな人生はここからまた始まるのだ

終わり


書いてる途中で飽きたのでこれで終わります!

仲間が増えたよ!って話でした

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