レイゲンの冒険日誌

何年前だったか忘れたけど

目に鉄粉が刺さってて医者に行った事があった


医者に行くまでに
目に違和感があったけど気づかなかった為に
3日ほど時間が経っていた

違和感を覚えてから3日目の朝
大量の目やにで
目がまともに見えないほどで
これはなんかまずいと思い医者に行った


医者で診てもらうと
角膜に鉄粉が刺さっていて
錆が角膜に侵食してるとの事


なので侵食してる部分ごと角膜を削り取るという
処置をしてもらった

目薬をもらい
朝、昼、夜とさしてくださいと説明を受ける


治療後は目がヒリヒリと痛かった
目薬をさすと嘘のように痛みが消えた

会社にも目薬を持っていき
しっかり目薬をさしているうちに
痛みを感じる事がなくなった


それが油断に繋がった


俺は土日休みで
金曜に帰る時ロッカーに目薬を忘れてしまったのだ

帰ってから気づいたけど
まぁ大丈夫でしょ
結構目薬さしてたし
と、たかをくくっていた


次の日
朝起きると
めっちゃ目が痛くて
これはいけないと
会社に目薬をとりに行った


会社は通りから少し入ったとこにある
入り口にさしかかり
サッサと目薬をとりに行こうと急ぐ俺の前に













ダチョウがいた





入り口の道は細く
大型車だったらギリギリ
普通車でもすれ違えない
そんな細い道の真ん中に

ダチョウが立っていた


…どうゆうこと？




ダチョウは結構大きくて
車(ノア)の車高よりも高く
道の真ん中にいる為
避ける事ができない


どうしたもんかと
車を止めて思案してると

後ろから軽トラがやってきた

中から慌てた様子で人が降りてきて
ダチョウを捕まえて連れて行った

そういえば市内にダチョウの牧場があると
聞いた事がある

そこから脱走したんだなきっと

無事に目薬を回収して
家路につく


人に話しても信用してもらえない
嘘のような本当の話



今日はここまで！