朝起きたら玄関になんかいた。
「フハハハハハー!私は真の大魔王、ボーシ・ガ・ホンターイ!」
「我こそが全ての元凶!いわばドラクエ魔王業界のCEOなり!退かぬ!媚びぬ!省みぬ!これから毎日各家々にゴキブリをこっそり放してやるのだ!」
「あ、スカートの下にブタがいるお」
「うぬぅ?!やめろ!覗くんじゃねぇぇええ!この変態下郎がぁぁあ!っていうか話を聞け!」
「ブゥ…もうダメブゥ…世界は闇の炎に包まれた…ブゥ」
炎…炎…炎
「なぁんでそこで諦めんだよ!あきらめんなよ!世界という言葉を安易に口にするな!がんばれがんばれやればできる、俺だってシジミが取ぅるるってがんばってんだよ!お米食べろ!今日から!お前は!」
「ブ…ブゥ?!」
「富・士・山だっっ!!」
「ブゥーーー!!ウィンブルドン下克上ォォォ!!なんか世界明るくなったブゥ!下克上ォォォ!!」
「ぬ、ぬわぁぁああー!や、やめろ!私は高所恐怖症なのだ!あとすっごい暑苦しいっ!やめろぉぉお!アリで譲歩するからっ!」
ー世紀末救世主シジミ伝説
おわり