ドルイド警部「死体の後頭部に打撲の跡。つまり犯人は、被害者の後ろから隙をつき、なにかの道具、もしくは武器で殴ったのです。」
シルファー「そうよ。ちょうどレベル上げ専用パーティが集まる場所だし、棍を扱う旅芸人が犯人ってとこかしらね。」
ドルイド警部「ほう、つまりそれ以外は検討外れだとでも?自分が弓を使っているからといって、容疑を否認できると思ったら大間違いですよ。」
シル「な・・・なに言ってるのよ!弓は射つものなんだから、叩いて殺そうなんて!」
ドルイド警部「弓は飛び道具。その先入観こそが、今回の操作を撹乱する最大の要因だったのです!」
シル「・・・!!」
ドルイド警部「ロストアタック、ご存じですね。」
シル「あっ・・・!」
ドルイド警部「そう。あなたにも殺人は可能なのですよ。シルファーさん!矢を使わずとも!その弓で叩くだけでね!」
シル「・・・ばっ、馬鹿馬鹿しい!弓で叩くだけだろうと、それでも他のキャラ、他の武器でも殺人は可能でしょう!いったいどこに証拠があるというの!」
ドルイド警部「見ていたんですよ。まわりのドルイドがね。」
シルファー「えっ?」
ドルイド警部「見ていt」
シルファー「いやいやいやいや証拠よ!こういうときはトリックの証明とか!動機はこうなんでしょ?とか!見ていたとかないから!打撲とか弓とか関係なく最初からバレてんじゃん!」
ドルイド警部「いや、そこは刑事っぽくやりたくて。」
シルファー「許せなかったのよあいつがぁ!(やけくそ)」
ドルイド警部「ビクゥッ!!!」
シルファー「いつもいつも私をバカにして!(やけくそ) 私の方が何倍も経験値を積んでるのに!(やけくそ) そんな思いが溜まりに溜まって・・・・私は!(やけくそ) 愛用してる弓を!(やけくそ) 誤った使い方で!(やけくそ)」
ドルイド警部「あ、あなたにもまあ、その、弓を使い、冒険を、レベル上げを、楽しんでいた日々があったはずだ。」
シルファー「・・・!(やけくそ)」
ドルイド警部「勤めを終えたら、また帰ってこい。今度はその弓でロストアタックじゃなく、ロストスナイプを楽しめるようにな。」
シルファー「あんたは刑事に向いてないけどな」
ドルイド警部「ファーwwwww」
なんだこれ