テクテクテクテク・・・
偽グランゼドーラ外にて。
今日もニードルは歩いている。だが、そんな彼も今日は元気がないようだ。
シルファー「どうしたんだい?」
ニードル「えっ」
シルファー「元気ないね」
ニードル「うん・・・。」
シルファー「話してごらんよ。」
ニードル「実は・・・」
・・・・・・・・・・
シルファー「なるほどね。みんな日曜になると討伐で、目の色を変えてニードル君を襲うんだね。」
ニードル「そうなんだよ・・・。冒険者さんたちの気持ちはわかるけど、あまりにも怖くて・・・。」
シルファー「そっかそっか。でもさ、みんながみんな、君を狙うわけじゃないさ。フラワーゾンビや、アサシンブラッドや、モヒカントやバッファロンなんかも、同じ思いをしてる。君だけが辛い訳じゃないんだよ。」
ニードル「そうなのかな・・・。そうかもね。」
シルファー「うんうん。」
ニードル「ありがとう冒険者さん。ぼく、元気が出てきたよ!」
シルファー「それはよかった!じゃ、俺も討伐があるから、ずっと話してもいられないや!」
ユキ(サブキャラ)「うーーーむ・・・」
ユキ「シルファーのやつ、優しい声色で説得してるように見えるが、なーんかあの目、見覚えがあるんだよなぁ・・・。」
ユキ「なんだったか・・・。うーん」
ユキ「あっ」
ユキ「ニードルくん!いますぐ逃げっ・・・!」
ニードル「えっ」