出演
みさお(サブキャラ)
シルファー(わたくしでごわす)
ユキ(サブキャラ)
・・・・・・・・
みさお「ふんふんふーん♪今日は獅子門へのおつかいなのだ!」
???「誰かぁ!」
みさお「・・・うん?」
???「誰かここから出してくれぇ!」
みさお「あっちから声が聞こえる!」
???「誰かいないかぁ!」
みさお「どうしたの!?」
ゴールドマン「俺はゴールドマン。この辺をうろついてたら、この絵画の魔物に取り込まれちまったんだ!」
みさお「ええっ!?どうにか助からないの?」
ゴールドマン「この魔物が言うには、俺を解放するかわりに大量のゴールドをたらふく食いたいらしいが・・・俺もこんな状態じゃどうにもできねぇしなあ・・・。」
みさお「・・・わかった。私が助けてあげる!」
ゴールドマン「えっ、いいのか!?」
みさお「まかせて!こう見えてもお財布係なんて言われてるからね!」
ゴールドマン「そ、そうか!ありがてえ!ならこいつは夜も起きてるからよ。その間にゴールドを置いていってくれねえか?アンタもこんか明るい中でゴールドを置く姿なんか見られたくないだろう?」
みさお「そ、そうだね。じゃあ夜にくるね!」
ゴールドマン「恩に切るぜ。ありがとよ!」
・・・・・・・
みさお「というわけなんだけどね。」
シルファー「だけどね、じゃないでしょうよ。アンタそれ間に受けたわけ?どう考えても騙されてるって!」
ユキ「まあこいつは根っから純粋な性格だからな・・・。こういう話に乗っちまいやすいんだよなぁ・・・」
みさお「でもでも、確かに見たんだもん!絵画に飲まれたゴールドマン!助けてあげなきゃかわいそうだよ!」
ユキ「あのなぁ、みさお・・・」
シルファー「とにかくみさお、アンタは騙されてるから!ゴールドなんて持ってっちゃダメだからね!」
みさお「なっ・・・!もういいよ!ふたりの薄情ものっ!!」
ユキ「はぁ・・・」
ユキ「どうすんだ?」
シルファー「どうするったって・・・、まったくあのおバカは・・・。」
つづく