シルファー「はぁ。自分の存在についてですか。」
竜騎士「うム。我はただのドランド国の亡霊。お前のおかげで、もはや復讐などは考えておらぬが、ならばこれからの自分の存在意義はなんなのか、と思ってな。」
シルファー「いやあ、そんな難しいこと言われてもなあ。」
竜騎士「生きているわけでもなし、帰る場所もなし、困ったものよ。」
シルファー「ううむ。」
【シルファーの知り合いとあらば、人肌脱いでやらなくもないキュ。】
シルファー「!」
竜騎士「む?どうした?」
シルファー「あ、いや。」
【この竜騎士の答えが見つかる場所にワープしてやるキュ!】
・・・・・・・
シルファー「ひさしぶり。」
【姿を見せるほどの力はないキュ。ちょっとしたサービスキュ!】
シルファー「あとでチョコレート置いとくからね。」
【いやがらせはやめるキュ!!】
つづく