サタン「プレイヤーさんは、なにが楽しくて腹パンしてるんスか?」
俺「そりゃあお前、アレよ。インパクトの強さと、あとはお前のリアクションの面白さよ。」
サタン「はぁ・・・。まあインパクトは仕方ないとして、仮に、仮にっスよ?」
俺「なんだよ。」
サタン「もし自分がなにもリアクションしなかったら、腹パンの楽しみも半減して、やめてくれるんスか?」
俺「いや、お前それは無理だろ。あの一撃をノーリアクションで耐えられるってのか?」
サタン「だからもしもの話っスよ。」
俺「んー、そうだなあ。もしそうなったら面白味も薄れるしなあ。」
サタン「おお・・・!」
サタン「じゃあ特訓してやるっス!腹パンを耐えられるようになるなら、なんだってやってやるッスよ!!」
俺「でもなあ、サタン。昔の偉人はこんなことを言っていたんだぞ。」
サタン「偉人?なんスか?」
俺「泣かぬなら・・・」
サタン「その先はいいッス!!!!」
やはりサタンに逃げ道はなかった。