シルファーの冒険日誌

シルファー「一体なにを仕掛けた！」



魔王「なぁに、ちょっとした細工をしてやったのよ。」

シルファー「細工・・・？」


魔王「貴様がいつも遊び散らしている相手。シャドーサタンにな。」

シルファー「！！」




魔王「この領界すべてのサタン、その腹に魔法を施してやった。」

シルファー「それがさっきの爆発とどう関係してるんだ！」


魔王「その魔法は、余の意志で発動が可能となる。操ることも・・・そして」


シルファー「！」

魔王「そう。爆破させることもだ。」

シルファー「お前・・・！！」


魔王「無限に沸き上がるサタンがいるならば、爆発も無限。それだけ続けばこの領界など長くは持たなかろう。」

シルファー「そんなことさせるか！！」


魔王「ほう、良いのか？余に立て付くならば・・・・どれ、あそこの駒を。」







シルファー「や、やめろっ！！」




(ドォォォオォーーーーーーン！！！！)





魔王「フハハハハハハッ！この領界を生かしておきたくば、抵抗せんことだな！！」


シルファー「ち、ちくしょうっ！」




つづく