むかしむかしあるところに、サタずきんというそれはそれは不憫な悪魔がいました。
ライオネック母さま「いいかい、サタずきん。嵐の領界へ行って、魔界の悪魔としての威厳を見せてきな。」
サタずきん「えぇ・・・嫌ッスよ。めんどくさいし遠いし・・・」
ライオネック母さま「ごちゃごちゃ言ってないで行きな!!」
サタずきん「うわっ!この悪魔!!」
ライオネック母さま「お前も悪魔だろうが!」
ライオネック母さま「道中は怖い狼が出るから気を付けるんだよ!」
サタずきん「はぁ・・・。」
サタずきん「なんで自分がナドラガンドなんかに・・・。それに狼とか・・・」
サタずきん「いやいや!でもこんな辺境に狼なんて」
サタずきん「えぇ・・・・・?」
つづく