流剣「来たはいいけど、緑に関わる手がかりなんて・・・。周りは緑だらけだものねぇ・・・。」
流剣「一体どこを探せば・・・」
流剣「・・・・・。」
流剣「っぽいやつがいるわね。でもさすがに・・・」
魔人「我こそが緑の魔人。」
流剣「(名乗るのね。)ま、まあ、あなたがそうなら話が早いわ。呪いをかけた人を元に戻してくれないかしら?」
魔人「それはできぬ。」
流剣「まあ、そうでしょうけど、なにか理由があるんでしょう?」
流剣(なかなか話が通じそうね。このまま話し合いに持ち込みたいところだわ。)
魔人「野菜を食べた者すべてにあの反応が出るわけではない。野菜を嫌がりながら食べている者に呪いがかかるのだ。」
流剣「いや、でも食べているだけマシじゃない。」
魔人「マシ・・・だと?貴様、食べてもらおうが無視されようが、どのみち嫌われ者の我々の気持ちを考えたことがあるのか!!」
流剣「いや、それは考えすぎ・・・」
魔人「問答無用!」
魔人「我こそは緑の魔人!嫌われし野菜たちの怨念よ!!」
流剣「あっ、やっぱり戦いになるわけね。はぁ・・・。」
流剣「今日は厄日かしら。」