流剣「凍結完了・・・と言いたいところだけど」
流剣「アンタ相手じゃ気休めにすぎないわね。」
流剣(一撃でもくらえば致命傷。ほんと、相手に回すと厄介なやつだわ。)
(ピキピキピキ・・・)
剛拳「だりゃあっ!!!」
流剣「・・・でしょうね。」
剛拳「言い訳するつもりじゃないけどね、ながれちゃん。ちょっと今のは油断したよ。」
流剣「手加減しないって言ったでしょう。」
剛拳「言った。でも、ながれちゃんは優しいから。だからどこかで緩む部分があるんじゃないかって。」
流剣「手加減を期待しちゃった?」
剛拳「いいや、不安だっただけだよ。こっちだって手を抜かれたんじゃやり甲斐がない。」
流剣「そういうとこ、尊敬するわよ。」
剛拳「ありがと。だからさっきは様子を見るつもりでいたけど、もうながれちゃん・・・いや、ここからは」
剛拳「お前をぶちのめすつもりで行く。」
(ゾクッ)
流剣(声色、様子、まるでこれは・・・殺気!100%の本気ってわけね。)
流剣「ならば・・・。」
剛拳「剣を納めた・・・すなわち。」
流剣「いくわよ。神速の一撃。」
剛拳「来い!!」