剛拳「剣を納めての必殺技。」
剛拳「誰にも捉えられない神速で瞬時に相手の懐へ、そしてその速さをバネにして凄まじい一撃を繰り出す技。」
流剣「よくわかってるわね。」
剛拳「当たり前だろ。」
流剣「だったら、どう処理して見せるのかしらね?」
剛拳「・・・・・。」
流剣「行くわよ」
剛拳「きた!」
・・・・・・・
【まったく困っちゃうわよ。あの馬鹿力。】
【私の渾身の一撃を、弾いちゃうんだから。】
・・・・・・・・
剛拳(バカヤロー。なんの覚悟もなしにそんなことできるかよ。)
剛拳(お前には速さで勝てないってわかってたから、だから避けることなく防ぐしかなかったんだ。)
剛拳(お前の凄さを、わかっていたから・・・!)
剛拳「お前相手に、なんのリスクもなしに戦えるわけないんだよ!受け止めてのカウンターしかないっ!!」