剛拳「ながれちゃん!?ながれちゃんだよね!?」
流剣「人違いじゃないかしらね?」
剛拳「この流れでそんな嘘が・・・」
剛拳「通じるかよっ!このっ!着ぐるみなんてどこまで往生際が悪いんだよっ!!」
流剣「やだっ!やめてよっ!」
剛拳「こんなゴーレムなんか脱いじまえよ!ほらっ!」
流剣「きゃー!このひと変態ですっ!!」
剛拳「ばっ・・・!そうじゃなきゃ私がゴーレムと遊んでる変なやつみたいじゃんかよっ!」
流剣「いつも魔物を腹パンしてるんだから変わらないじゃない!離しなさいよっ!」
町の人たち「なんだなんだ?なにが起こってるんだ?」
町の人たち「赤い髪のやつがゴーレムをいじめてるぞ!」
剛拳「違うからっ!」
流剣「いじめないでよ変人っ!」
剛拳「このっ・・・!怒るよっ!」
流剣「やだやだやだっ!」
剛拳「いい加減に・・・」
剛拳「覚悟を決めんかい!!」
流剣「・・・・・・。」
剛拳「こんにちは。」
流剣「・・・・はぁ。」
流剣「厄日だわ。」
剛拳「かっ・・・」
流剣「・・・・なによ。」
剛拳「えっ、ああ。か、火曜日だね。」
流剣「あと少しで水曜日だわ。」
剛拳「そう、だね。あははは!」
流剣「はぁ・・・。」
つづく