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負けずぎらい

シルファー

[シルファー]

キャラID
: PM604-476
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 海賊
レベル
: 130

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写真コンテスト

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シルファーの冒険日誌

2023-02-24 00:26:43.0 テーマ:写真活動

プレイヤーくんは泣いた。



祭日だし、早く帰れると思った。

とある店で並しか食べてこなかったお昼のうな重を、前々から次こそはと意気込んでいたうな重の上を食べた。
うまいものは、気分が良いときに食べたいに決まってる。

帰ったら、帰ったらと妄想した。
腹パンをするかもしれない。剛拳ちゃん流剣ちゃんを散歩させるかもしれない。はたまた寝てしまうかもしれない。それでも妄想が膨らむだけで笑顔だった。

だが、膨らんでいったのは時間だった。
周りが続々と帰っていくなかで、自分を含むわずかな同胞達が残されている。誰かに問いただしてやりたかった。『ここはバージョン4の世界か!?俺はなぜ時間と言う名の牢獄にいるのだ!?』と。
きっとそれを言った瞬間に、翌日から冷たい目が向けられることだろう。

こんなことなら、うな重の上なんか食べるんじゃなかった。
ウキウキで食べたのがぬか喜びの過去へと変わり、それでも微かに腹にまだ残っている、うなぎで腹を満たした重さが辛かった。


気づけば帰りが21:00だった。
プレイヤー怒りの妄想腹パン約30回。サタンは妄想の中で理不尽だとごねていたが、もとよりサタンは悪魔だから人権はない。ざまあみろ。


プレイヤーは、泣いた。(泣いてない)

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