流剣「はぁっ!!」
流剣「ったく・・・こんなことしてる場合じゃないってのに!でも・・・」
【数十分前】
『王女さま!町の外にはまものが数多くいるのです。どうか討伐を!』
流剣「だ、だから私は・・・」
『お願いします!』
(キラキラキラ・・・)
流剣「ううっ・・・。」
・・・・・・・
流剣「あんな顔されたら断れないじゃない!」
『アハハハハ!さすがは王女サマ。町のために尽くしているネ!』
流剣「ちっ・・・。」
黒服「時間の問題とはいえ良い心がけダヨ。それともやっぱり最初から戦いなど忘れたかったのカナ?」
流剣「ふん・・・。」
流剣「まあ、仲間を犠牲にするよりはマシよね。(そんなわけないじゃない!)」
流剣「!?」
流剣「私いま・・・何を!?」
黒服「ハハハハハ。ついに効いてきたネ。ここにいる限り、次第に君の心は失われていくのサ。」
流剣「・・・・・。」
流剣(ごーちゃん・・・!)
つづく