「ねー!」
剛拳「今からでも断りなよ。扇なんか使ったことないでしょ?大嵐に呑み込まれるのがオチだよ。」
流剣「だからといって、カミハルムイの危機を放っておけないわ。」
剛拳「ダメだよ!危険だって!」
流剣「王様が私たちの腕を見込んで頼んでくれたのよ?やれるだけやりましょうよ。」
剛拳「ダメだっての!わからず屋!ながれちゃんの体を心配して言ってるんだよ!?」
流剣「ちゃんと仕上げてみせるわよ!他に手がないんじゃ、やるしかないじゃない!」
流剣「アンタが護衛しないでも私はやるわ。」
剛拳「なっ・・・、もういい。勝手にしなよ!」
流剣「・・・・・なによ。わからず屋はそっちじゃない。」
つづく