剛拳「えー!?まだ歩くのー?」
流剣「あら。ライトアップされた街並みは昼とは違った魅力があるわ。」
剛拳(こういうとこ、ホントに女の子だよなぁ・・・。どこで私は道を踏み違えたのか・・・。)
流剣「ほら、いきましょ!」
剛拳「はいはい・・・。」
(ヒソヒソ・・・)
剛拳「むむ?」
(あの水色の娘、なかなか良いじゃねーか。)
(裏通りにでも連れ込んでやるかな・・・グヘヘヘ・・・。)
剛拳「っ!」
(お、おい!)
(あぁ?)
(ひいっ!)
(すげえ殺気だぜ・・・気づかれてたのかよ。退散だ!)
剛拳「ながれちゃん。楽しいのは構わないけど、用心しながら、ね。不意に声をかけられても、気安く反応しちゃダメだよ?」
流剣「えっ・・・ここ街中よ?モンスターはいないわ?」
剛拳「ながれちゃんは可愛いんだから、気をつけなきゃダメなのっ!!」
流剣「えっ!?あ、ありがと・・・。」
剛拳「そーゆーとこ!」
流剣「なにがよ!!」