クロ「なるほど。」
クロ「それはまた苦労してるというか・・・いつも通りというか・・・。」
流剣「でもこれならばれなさそうでしょう?」
クロ「さあ、どうですかねー。あ、そうです!」
流剣「?」
クロ「私いま、体力作りのために訓練していたんですよ。どうです?ひとつ手合わせなど。」
流剣「あら、熱心なのね。いいわ、やりましょう。」
・・・・・・・・
クロ「はあっ!!」
流剣「さすが、魔術はお手のものね!」
クロ「それしか取り柄がないですから。」
流剣「ひとつのことを突き詰めていくのは素晴らしいことよ。」
クロ「あははは、ありがとうございます。」
流剣「さあ、私も負けないわよ!」
クロ「速いっ!!・・・・・・ん?」
流剣「どうしたの?」
クロ「噂をすれば、です。」
流剣「あっ」
『ながれちゃんが行きそうなのって、嵐か氷が大半・・・・あっ!』
流剣「サッ」
クロ(帽子を深くかぶった・・・。)
剛拳「そこの怪しいやつ!!」
クロ(き、気づいてない!?)
流剣「や、やあ。私は・・・」
剛拳「問答無用っ!」
剛拳「くろちゃんをいじめていたなっ!!」
クロ「私、また面倒ごとに巻き込まれちゃったなぁ。」