流剣「あら、どうしたのよ。急に静かになっちゃって。」
剛拳「えっ?ああ・・・。」
流剣「?」
剛拳「楽しいお祭りも終わりだなぁ、って。」
剛拳「えへへ・・・!なんか謎の寂しさがあるよね!ごめんごめん!」
流剣「・・・・・。」
剛拳「さ、帰・・・」
剛拳「ながれちゃん・・・?」
流剣「・・・・。」
剛拳「どうしたの?急に。」
流剣「また来たらいいのよ。来年も、再来年も。それに他のイベントだって一緒に。」
剛拳「ながれちゃん・・・。」
流剣「だって・・・」
流剣「せっかくお願いしたんじゃない。ずっと一緒だって!」
剛拳「・・・・。(ああ。)」
剛拳(ただひとつ織姫さまに誇れるならば、私は・・・)
剛拳(こんな素敵なお姫様と毎日一緒にいられるんだぞ、って。)
剛拳「って・・・!」
剛拳「やっぱり去年の願い事覚えてたんじゃん!うそつきー!」
流剣「さ、かえろかえろ。」
剛拳「もー!!」
織姫「あのふたり、すごく仲良しなのね。」
彦星「ああ、なかなかないことだよ。」
【短冊に二人とも、二年続けて同じ願いごとを書くなんて。】
おしまい。