俺「Zzz....もう撮れないよぉ...Zzz..」
千光「もうすぐセミも泣こうかという猛暑日、私の熱き怒りは止まらないです。」
俺「Zzz...」
千光「以前、お着替えレンタルで私だけ時間切れで撮れなかったから、今回は優先すると言いながらまたも時間切れ・・・!ムカつくムカつく・・・ムカつくぼーしムカつくぼーし・・・」
千光「ムカツクボーシ!ムカツクボーシ!!」
俺「うわあっ!!なんだよ!」
千光「なんだよ!じゃないです!この裏切り者!」
俺「あー・・・あー・・・・・、はい。そのことね。」
千光「な、なんですかっ、その反省のない態度は!!」
俺「だからあのときは頑張ったんだって・・・。」
千光「ふんっ!下手くそ撮影野郎に用はないです!来なさい!しるちゃん号!」
俺「散々な言われようだ・・・。」
千光「とりあえず少しケンカする日誌の設定なので、しるちゃん号で外出します。」
俺「お腹がすいたら帰って来なね。」
千光「はい!」
・・・・・・
しるちゃん号「なんだい姐さん、操縦が荒いが、プレイヤーさんとケンカしたのかぃ?」
千光「そうです!ぷんぷんです!かくかくしかじかですっ!」
しるちゃん号「・・・なるほどなぁ。」
千光「私、楽しみにしてたのに・・・!」
しるちゃん号「姐さんよぉ、人より五感が優れてんだろぉ?聞いてみろよぉ。世界中の人たちの声をよぉ。」
千光「声、ですか・・・。」
【うぇーん!パパが遊んでくれないよぉ!】
【こらこら・・・お父さんだって忙しいのよ?】
【でもぉ・・・。】
【お父さんも遊んであげたくて仕方がないけど、いろいろ大変なのよ。わかってあげましょうね?】
【うん・・・。】
千光「・・・・。」
しるちゃん号「どうだぃ。プレイヤーさんも姐さんとの約束を果たしたくて必死だったのさ。」
しるちゃん号「姐さんが悲しいのもわかるがよぉ、プレイヤーさんの気持ちも汲んでやろうぜぇ?」
千光「・・・・。」
しるちゃん号「な?」
千光「私、謝ってくるです。」
しるちゃん号「おうよ。」
しるちゃん号「フッ・・・・。改名してくれねえかなァ。」
・・・・・・
千光「プレイヤーさんっ!ごめっ・・・・」
千光「・・・・・・。」
千光「またこのパターンですか・・・。」