流剣「参ったわ・・・。近辺で見つからないなら、どこへ消えたというの?」
『きゃあっ!!!』
流剣「っ!?・・・・マチさんの声だわ。モンスターに囲まれてる!」
流剣「すぐ助ける!」
流剣「やあっ!!」
流剣「なんだ、数だけで大したことはないわね。マチさん、大丈夫だった?」
マチ「・・・・・。」
流剣「マチさん・・・?どこかケガでもした?」
マチ「・・・・・。」
流剣(あれ・・・そういえば。)
流剣(マチさんにはあの黒服が狙うほどの魔力の持ち主なのよね・・・。今のモンスターもそれでなんとか・・・)
流剣「ねえ、マチさんあなた・・・」
【やれ。】
(ドクン!)
流剣「ぐっ・・・。モンスターは全て倒したはず。まさか新手が・・・?マチさん!大丈夫!?」
マチ「・・・・・。」
流剣「マチさん・・・?」
流剣「っ!?」
マチ「流剣さん・・・ヨウヤク・・・早く・・・オマエノテイコウモ・・・逃げて・・・フリホドケル!!」
流剣「ううっ・・・マチ、さん。あなた何者かに・・・。」
流剣(何者か、じゃない。こんなの一人しかいないじゃない。)
流剣「ごー、ちゃん・・・。無事でいて。」