ライオネック「次で終わりだ。」
ジュニア「流剣殿・・・。」
流剣「聞こえなかった?下がってなきゃダメよ。」
ジュニア「だが今の一撃でかなりの・・・!」
ライオネック「フン。別れの挨拶の途中だろうが、待つのは嫌いでね。・・・ギガデイン。」
流剣「・・・・っ!!」
ジュニア「流剣殿!」
ライオネック「どうだ?これで・・・」
流剣「剣士は戦いの中で学び、成長するもの。」
ライオネック「!?」
ジュニア「その言葉は!」
・・・・・・
父上!今日こそ剣士の技、奥義を!
『お前に教えられるのは基礎剣術のみだ。』
な、なぜです!?
『剣士たるもの、命を懸けた実践のなかでこそ多くを学ぶもの。いつかお前が旅に出、敬うべき者に出会ったとき・・・』
『その者の背中を、戦いをよく見て学べ。』
流剣「さっきからバカのひとつ覚えみたいに同じ技ばかり。そんなんじゃ私を倒せないわよ。」
ライオネック「なにぃ!?」
流剣「本当の力とは、強さとは、ここ1番で仲間を守るために踏み出す勇気にあり!」
ライオネック「そんなものでなにができるというのだ!」
流剣「その勇気が心に剣に宿り、爆発的な力を呼び起こすって言ってんのよ!!」
ジュニア「・・・!!」