【ククク・・・どうだね?逆転の奇跡を待つ間に命が枯れ果ててしまうよ?】
シルファー「ハハハ・・・そりゃあ待つだけじゃあ奇跡なんて起きねえや。」
【わかっているならもう諦めるんだね。】
シルファー「奇跡は空気と同じさ。ただ見えないだけで、いつも私らの周りにあるものだ。」
【なに・・・?】
シルファー「待ってるだけじゃダメ。諦めず諦めず立ち上がり続けた者の前に初めて・・・姿を現してくれる!」
シルファー「そう。」
シルファー「こんな風にさ。」
【あ、あれは・・・!?】
シルファー「勝利も、奇跡も、希望も・・・」
シルファー「必死に手を伸ばせば必ず目の前にあるっ!!」
【ふん・・・。たかが鎧ひとつでなにができる?】
シルファー「たかが、かどうかは、お前が決めることじゃないよなぁ。」
【クッ・・・!】
シルファー「さあ、お前が見たがってた奇跡ってやつを見せてやるぜ!」
【バカめ。さっきまで弱ってたやつが言えたセリフか!】
シルファー「暖かい光を感じる。心が希望に満ちている。奇跡が、完全に味方してくれているっ!!」
シルファー「闇を、打ち払う!!」