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負けずぎらい

シルファー

[シルファー]

キャラID
: PM604-476
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 海賊
レベル
: 130

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シルファーの冒険日誌

2024-01-27 20:57:55.0 テーマ:写真活動

シルファーの最終章前夜【1】


シルファー「おばちゃーん。今日も一晩部屋借りるね!」

宿屋「おやまあ、毎日お疲れさん。すっかり英雄の肩書が染みついた活躍っぷりだねぇ。」

シルファー「別に肩書なんかなんだっていいよ。敵をぶちのめす、それだけだよ。」

宿屋「はっはっは!頼もしいねえ。」









「          」









シルファー「ん?」

宿屋「どうしたんだい?」

シルファー「あ、いや。それじゃあ部屋借りるね!」

宿屋「ごゆっくり。」





シルファー(今なにか聞こえたような・・・。)













【深夜】






シルファー「Zzz....」








【まったく・・・ぶちのめすだなんて。世界の救世主が聞いて呆れます。】

シルファー「Zzz...ふぁ....?」

【そうですね・・・。明日、あなたの大好きな影の谷で宝箱を見かけたら、迷わずに持てる力を流し込みなさい。そのあとは・・・・】

シルファー「Zzz....」


【ちょっとばかり、面倒を見てあげます。】












【翌日】



シルファー「なんか・・・・・・わけわからん夢、というか、お告げが聞こえたな。影の谷が大好きなんて、私をよく知ってるような口ぶりだったけど。」


シルファー「影の谷で宝箱?信じ切るつもりもないけど、気味が悪いし行ってみるか。」










【影の谷】





シルファー「いやまさか・・・・。」





シルファー「ホントにあるのかよ。宝箱・・・。」





シルファー「これで気味の悪さが消えるならやってみるか!はぁっ!!」




シルファー「・・・・・。」



シルファー「なにも起き」
(ボワンッ!!!)

シルファー「うわっ!宝箱から煙が!!」





シルファー「・・・・・・。」






シルファー「・・・・・・・。」




『ふうっ。』

シルファー「!?」



『宝箱があるかどうかは運任せでしたが、それを媒体にして力を流しこんでもらい、仮の降臨を果たす。うまく行きすぎたくらいです。』


シルファー「聞き覚え、夢どころじゃない。むしろ聞き慣れたくらいの声・・・。」


『いやあ、わざわざお忙しいところ、』









『ごくろうさまです。』

シルファー「お前・・・私か?」 

千光「私はあなたの超位互換、シルファー・モード千光。いつも強化形態になると別人格に意識をゆだねるから、はじめましてですね。」

シルファー「じゃあ昨日のお告げも・・・」

千光「私がやったことです。」

シルファー「どうやって・・・。」


千光「そんなの・・・・」







千光「私が知るわけないじゃないですか。」

シルファー「あ、うん。そうだよね。その方が都合よく出現できるもんね。」

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