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負けずぎらい

シルファー

[シルファー]

キャラID
: PM604-476
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 海賊
レベル
: 130

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シルファーの冒険日誌

2024-06-26 23:17:12.0 テーマ:イベント

たなばたでぇと【里】


【ねぇ、見てみて。あそこの2人。】

【あらあら。うふふふ。】


流剣「・・・・・。」



流剣「あのメイド、よくも騙したわね・・・!」


【きっと、とても仲良さんなのねぇ。】



流剣「なにが今年はいつもの染色を逆にした、よ。」


【だってあの2人の浴衣・・・。】





【お互いの髪色に合わせて逆にしてるわよ!】

流剣「いつもどおりじゃないのよ~~~~~~っ!!」


流剣「いつもなら構わないんだけど・・・、ごーちゃんが男の子ムーブするなんて言い出すもんだから、これで【いつもどおり】染色を逆にしたら注目を浴びそうで危惧していたのに・・・してやられたわ!」

剛拳「おいおい、なんてツラしてんだよ。せっかく1年に1度の行事なのにそんなうつむいてちゃ損だぜ?ながれ!」

流剣「あの・・・妥協はするから、喋り方だけはなんとかならないかしら?」

剛拳「そいつはダメだろ。今日1日はお前の彼氏役なんだぜ。」

流剣「お前って言うな。それにさっき家では注目されないとか言ってたけど、めちゃくちゃ注目集めてるじゃないのよ!!」

剛拳「そりゃあ男女(に見える)ふたりが互いの色の浴衣着てたらな。」

流剣「アンタまさかエラガンと打ち合わせしたわね!?」

剛拳「バッチリだぜ!」

流剣「こんの・・・っ!」

剛拳「でもあれだな。さすがにここまで注目されると・・・」





剛拳「かなり恥ずかしいぜ。」

流剣「だからそう言ってるでしょうよ!バカなの!?」



【おっ!?今度はあの2人、言い争いを始めたぞ!】

【ケンカするほどってやつかしら?見せつけてくれるわね!】


流剣「なんか、周りはもうアンタが男に見えてんのね。」

剛拳「うれしいぜ。」

流剣「女の子としてどうなのよそれは・・・・っと、痛ててっ!」

剛拳「えっ?どうしたの?」

流剣「あっ、ごめん。ちょっと草履がきついのかしら?擦れてきちゃって・・・。」

剛拳「そっか、じゃあ」




剛拳「あそこに座るところあるから、ほら掴まって。ゆっくりいこ?」

流剣「ん。ありがと。」



流剣(こういう頼りになる優しさは本当にごーちゃんらしいわね。)


『おーっと、そこの浴衣が似合うキミ。』

流剣「なによ。ごーちゃんいい加減キャラを定めたら?」

剛拳「え?私はなにも?」

流剣「え、じゃあ・・・」




『なんだか辛そうみたいじゃん?そんなやつ放っといてさあ、俺が一緒についててあげるよぉ?』

流剣「はぁ?悪いけど、連れと来てるから。それじゃあ・・・・痛っ!?」

剛拳「!!」

流剣(足が痛くて、うまく動けな・・・)

『ほら無理しないでさぁ。あっちで休もうぜ?』


流剣「あのねぇ!いい加減に!!」




剛拳「おい、テメェ。」

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