サタン「シルファーさんがヤリを・・・!?うまく扱えるんスかね?」
シルファー「奥義っ!武神の・・・」
サタン「いきなり奥義!?やはりシルファーさんを侮るべきではなかったッス!このヤリの扱い、速さ・・・避けられない!」
シルファー「護法!!」
サタン「ぐぅっ!!」
シルファー「・・・・・。」
サタン「・・・・・・んっ?」
サタン「いや、大層な名前の奥義だからどんなものかと・・・ただの斬り上げッスか。」
シルファー「甘いねぇ。さてはサタンお前、ヤリがただの振り回し武器だなんて思ってんのかい?」
サタン「そりゃあそうッス。いまのなんか名ばかりの奥義・・・」
サタン「!!?」
シルファー「名ばかりの・・・なんだって?」
サタン(これは一体・・・体の力が抜け・・・!)
シルファー「ヤリとはただの攻め一筋なんかじゃあない。状況に応じて攻めに守りに転ずる攻防一体の武器!」
サタン「!!」
シルファー「いま放った武神の護法は相手の肉質を極限まで弱らせ、トドメへと繋ぐ奇策の槍。」
シルファー「自分でもわかるだろう?今のお前の肉質は、あと一撃受ければ消し飛ぶほどのやわ肉さ。」
サタン「そんな・・・!」
シルファー「さあ・・・トドメといこうか。」