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負けずぎらい

シルファー

[シルファー]

キャラID
: PM604-476
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: 旅芸人
レベル
: 138

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シルファーの冒険日誌

2025-03-11 20:47:32.0 テーマ:写真活動

可愛いなんて無理に決まってんだろ!!【提案編】


みさお(真ん中)「・・・・・。」

ユキ(左)「どうしたんだみさお、考え込んで。」

シルファー「どっかケガした?」

みさお「ううん。実はね・・・・、しるちゃんにお願いがあって。」

シルファー「私に?」

ユキ「なんだ、金か?」

みさお「お財布係の私が借りるわけないでしょ。」

ユキ「金のことになると強いなこいつ。」


シルファー「・・・・で、頼みとは。考え込むくらい大事なことなの?」

みさお「いやあ、しるちゃんは賛成しないだろうなって。」





シルファー「あっはっは!うちの大切なみさおちゃんのお願いを断るわけないっしょ!なあ、ゆっきー!」

ユキ「お、おう。(どうして自ら退路を断つんだコイツは・・・。)」

みさお「ほ、ほんとう!?」

シルファー「なんでも言ってみな!」

みさお「じゃあ・・・・」

シルファー「・・・・・・。」

ユキ「・・・・・・。」




みさお「一度だけでいいから、しるちゃんの女の子っぽい可愛い写真が見てみたい。」

ユキ「うわ」

みさお(うわって・・・。)

シルファー「・・・・・・・・・・・。」

みさお「ユキくん、しるちゃんが!」

ユキ「言葉を失ってるようだが、まあ待ってみようぜ。」

みさお「う、うん。」

ユキ「しかし思い切ったなみさお。どうして急に?」

みさお「・・・・・しるちゃん、普段はとても男勝りでかっこいいけど、絶対可愛い衣装やしぐさは似合うと思うの!ユキくんもそう思うよね?」

ユキ「いや、俺にふられても・・・」



シルファー「みさおちゃん。」

ユキ「あ。」

みさお「しるちゃん!」

シルファー「そのお願いにあたって、こちらからもひとつ聞きたい。」

みさお「な、なにかな。」











シルファー「私に死ねってことかな。」

みさお「ええっ!?そこまで!?」

シルファー「当たり前だよ!普段の私を見てるでしょ?【可愛い】ってワードの対極にいるんだよ!?」

ユキ「自分で言うか。」

シルファー「だってそうだもん。むしろ私、かっこよくありたいほうだしさ。」

みさお「それはわかるけど・・・・・・いや、あまり長引かせてもあれだし、切り札を使うよ。」


ユキ(アレかな・・・。)

シルファー「な、なに!?」



みさお「まず、お願いなんでも聞くって言ったし。それに・・・」

シルファー「・・・それに?」









みさお「お小遣いなくすよ。」

ユキ(いつもの脅しじゃん。)

シルファー「結局それかよ!みさおちゃん困るといつもそれじゃん!!」

みさお「どうするの?」

シルファー「どうって・・・ゆっきーも何か言ってよ!可愛い私なんか似合わないってさ!」




ユキ「いやお前、みさおがこんなに頼んでるんだから聞いてやれよ。」

シルファー「金に釣られたな貴様ァ!裏切りやがって!」

みさお「よしっ」

シルファー「いや、よしっじゃないが!」



俺「しるちゃん。」

シルファー「・・・・・・・なに。」

俺「やるよ。」

シルファー「わかったよ・・・。」

俺「ちなみにだけど」

シルファー「ハァ・・・、やるからには気合い入れるってんだろ?」

俺「さすが。」

シルファー「そういう奴だからね!プレイヤーくんはさ!!」










【実践編へつづく】

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