マチ「ホーくん見て!ホーくん見て!今日はレンタルの日。魔法学校衣装なんて、私にピッタリだと思わない!?」
【よく似合ってるじゃないか、マチ。】
マチ「えへへー!カンロク出ちゃってるかなー?」
【もう少し落ち着いた様子ならね。】
マチ「もー!」
【というか、マチ。】
マチ「ん?ホーくんも着たいの?」
【そんなわけないだろう。】
マチ「じゃあ、なに?」
【そのホーくんってあだ名、もうやめないかい?】
マチ「えー!なんで!?」
【なんでもなにも・・・、闇に魅入られたボクをシルファーさんやマチが救ってくれたけれど、この姿はもう変わらないんだよ。そんな呼び名似合わないよ。】
マチ「あー。どーりで最近杖の姿ばかりしてると思ったら、そんなこと気にしてるんだ。」
【そんなことって・・・。】
マチ「いいじゃん。みんなの前でも杖じゃなくてその姿でたくさん話そうよ!」
【この姿で・・・。無理に決まってるだろう。みんな逃げ出すのがオチだよ。】
マチ「そうかなー。」
【むしろ、マチは嫌じゃないのかい?こんな姿のボクと一緒にいるのを誰かに見られたら・・・】
マチ「いいよ!だって私、ホーくんがすごく優しいの知ってるもん!私はそんなホーくんが大好きだなー!」
【マチ・・・。】
【まったく、君といると調子を狂わされっぱなしダネ。】
マチ「あ、また悪かった頃の口癖が出てる。かっこよくないよ、それ!」
【なっ!人の過去をバカにしないでくれるかなっ!?】
マチ「あははははっ!ほら行こっ!誰かがなにか言ってきたら私、マダンテぶっ放しちゃうから!」
【それはダメだよ。】