ナタフェスとは。もともとは「鉈不壊死」と書き、味方を強化する術である。言わば、バイキルトに武器をめっきする効果が付加される、とでも例えられようか。特殊な効果がある。さらに効果がある武器が、オノ系の更に限られたモノに限定される。それは鉈(なた)から発展した武器にのみである。
特にソンビ系モンスター相手には欠かせない。さんのえきを浴びても武器の腐食が抑えられる。そしてバイキルトの巻物が節約できるようになる。
しかし、あまりに限られたシチュエーションかつ、効果の割に取得レベルが高く消費MPが消費が大きいため敬遠され、今では名称のみ伝えられる幻の魔法・特技となった。
そこで後進への伝承されなくなる前に伝統を伝える催しがはじめられた、これが「鉈不壊死」であり現在では「ナタフェス」と呼ばれるようになったのである」
民明書房 「鉈の発展史 〜一子相伝から大衆化、そしてナタフェスへ〜
より抜粋