るとびひの冒険日誌

　チムクエがガイア強でポイントも高かった。

　ちょうど手元に期限間近のガイア強カードがあった。最近、プチに換えても切らせてしまうので、パーティーに誘ってみた。
　「むりでしょー」「いや負けてもカード腐らせるよりはマシでしょう」

　構成は僧賢パラ魔。魔は私。

　ガード張られて零の洗礼効かない（マジ？）。殴られて２撃、もえさかる火炎で１撃。前線崩壊。死んでは復活の繰り返し。合間を縫って攻撃するも、黄色くなる気配すら無い。

　キーマさん、無情におしらせ「あと１５分です」

　そのとき、黄色に変わった。

　一人減ればそれだけ攻撃が集中するのでパーティーの頭数の維持が精一杯。MP足りずせいすい投げまくり。足りなければばせかいじゅの葉。

　攻撃とはげおたをくらいつつ、竜眼の合間を縫って反撃、散開、死亡、復活を繰り返すのは変わらないが、しかし徐々に敵との間合いが取れるようになってきた（ようだ）。

　そして、赤に変わった。

　残り時間が少ないことだけは間違いが無い。さとりも覚醒も省略し、隙を見てドルモ、メラガ、ヒャデドぶち込む。


　そして、

やっつけた。


　ほとんど２９分。

　きっと負けるより追い出された方が悔しかったに違いない。

　ガチ勢から見ればザコ退治でも、われわれには大きな勝利。報酬は破片だった。それはアクセよりも価値がある破片。
　その後一人は眠りに落ちた。

　このささやかな勝利を記録して私も眠りに就くとしよう。