ピキーン!73!
ピキーン!83!
ある夜のこと
上下狙い打ちと2倍ターンの合わさったハンマーの暴力は、かくしていずれも本会心で収まる結末となった。
奇数会心は本会心の証。そうでなくても、会心ならばかならず本会心になるように調整していた。抜かりはない。
僕は勝利を確信した。勝った、と。
4会心入ればほぼ100%大成功ならば、この2会心が入ればあと2回納めるのは容易だ、と。
僕は慢心していた。
虹オーブや超素材における共通項は、「6マスであること」と、「誤差10以内であれば大成功」
である。
故に、4マス入れば勝ち、特に幅10のマス3か所が埋まれば、幅6の3マスは真ん中に納めさえすれば大成功になる。
つまるところ、僕の叩いていた超あまつゆのいとは、ADEの3マスが本会心ならば、事実上100%大成功なのだった。
僕は驕った。内心ほくそ笑み、計画通り、と嗤った。
しかし、この世は栄枯盛衰。驕れるもの久しからず。
油断した者から死ぬ。それがこの世の条理なのであった。
=>とくぎ ピッ
2倍打ち
3倍打ち
ねらい打ち
=>上下ねらい打ち
火力上げ
ピツ
冷やしこみ
みだれ打ち
=>熱風おろし
ピッ
冷やしこみ
=>みだれ打ち
熱風おろし
ピッ
ポチ
おしまい