四月いっぱいでゲームから離脱する予定だったのだけれど、楽しくなってしまい、まだ続けています。とりあえず、バージョン3の物語を読み終えるまでは、おつきあいするつもり。
でも、メインストーリーを読むためのまとまった時間がとれなくて、氷の領界で足踏みしたままなんだけどね。リルチェラには会ったけれど、サジェ君にはお会いしていないので、ヒエログリフには全然さわれていません。
(『サジェとリルチェラのヒエログリフ』って、タイトルでだいぶん損をしている気がするなあ)
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ところで、モンスターシール。
出現情報があったら、ログイン可能なら、飛んでいって集めるようにしています。
最初、話をきいたときには、
「え、その遊び、面白いの?」
と、かなり疑問だったのですが、やってるうちにすぐ楽しくなってきました。これ、ふしぎ。
「この遊びは面白いものになるはず」と、作る前から確信できて、ゴーサインを出せるというのは、かなり凄いです。
スラシャボンやたたきもぐらやホタルビーを追いかけているうちに、彼らのことがものすごく好きになっていることに気づいて、自分でびっくりした。シール台紙に追加されていく説明文が、また絶妙なんですよね。スラシャボンの三ページ目なんて、ほんとうにいじらしくて好きだ。
彼ら不思議なモンスターは、「シャレマネ」という異質なモンスターが変化したものだ、ということになっていて、
「その設定、必要?」
と首をかしげていたんだれど、追跡していくうちに、しっくりきた。こういうふうに、後から納得が追いついてくる感じって、心地よい。
シャレマネが出現していないかを、じっくり張り付いてパトロールして、その情報を無償で提供してくれている人たちの、その熱情も、とても愛しい。
現場に集まってくる人々を、ペンライトを振るしぐさで「こっちだよー」と誘導している人々がいる。
もぐらが出たので、ツスクルの村にルーラで飛ぶと、
「こっちじゃなくてもう一つの出口からのほうが近いよ」
ルーラポイントに立っていて、それを白チャットでずっとアナウンスしてくれている人がいた。
そういうディテールの、ひとつひとつが。
何だろう。
私はもしかしたら、こういうものを見るためにアストルティアに来たのかもしれない。