前回は以下URLから。
https://hiroba.dqx.jp/sc/diary/231529396884/view/5615306/
●ゲームの死に近づく
聞くところによれば、バージョン1のごく初期には、「強いプレイヤーしか強ボスを倒せない」「だからお金を稼げるのは強いプレイヤーだけ」「その強いプレイヤーだけが財力でボスコインを買える」という状況があったそうです。
また、これは私も経験したけど、「大地の竜玉を持ってない人はドラゴンガイアの持ち寄りにこないで」という凄いナンセンスな話が一時的に実在していた。
たぶん、これらの時期に、このことによって「選別された」と感じたプレイヤーが脱落していく事態があったはずだ。りっきーDの強力アクセ・強力コインボスラッシュ時代にも、そういうことがあったろうと思う。
藤澤DとりっきーDは、パッションでゲームを作る人っぽいんだけど、安西Dはデータを見て分析する人のようだ。おそらく、プレイヤーの増減に関わるデータを見て、
「コインボスはドラクエ10のメインコンテンツだ。これをエンドコンテンツのような歯ごたえで実装してしまうのは絶対にまずい」
(メインコンテンツで達成感を得られないのなら、人はやめていく)
という結論に至ったのだと思う。ある時期まで、コインボスはドラクエ10のエンドコンテンツでしたよね。
そうではなくて「普通に倒せて、お宝がもらえて、うれしい」というカジュアルな達成感の場であるべきだと。選別は聖守護者のような別のエンドコンテンツを作ってそこですればよいのだと。
だから、りっきーD時代の強力コインボス群に高効率のプチカードを導入したのも、そこにできてしまった断絶を解消して新規プレイヤーを立ち止まらせないためだし、ゼルメアがどくガード採掘場なのも、どくガード装備を買える財力を持っているかどうかで聖守護者に挑戦できるできないを選別しないためだろう。
最近、レベルアップによるステータス上昇量がマイルドなのも、「追いつけるゲーム」でありつづけるために、既存プレイヤーに立ち止まってもらっているということだよね。
追いつけないゲームには人は入ってこない。
我々は、ちょっと考えれば当然のことをときどき忘れるのだけど、減っていくプレイヤーを埋めるぶんの新しいプレイヤーが入ってこなければ、それだけサービス終了の日は早まるのだ。
特にこのゲームは、ガチャゲーのような高収益ゲームではなく、低価格で長期間遊んでほしいというつくりだし、課金をすれば強くなってすぐ追いつけるという仕組みでもないからね。
私たちは割と能天気に、「もっとステータスを上げてくれ」みたいな要望を言うけれど、それは実は、ゲームの寿命とひきかえだ、ということは、認識しておきたいよねと言うお話でした。
この話はここまで。
●ふくびき時評
以下の情報、1月11日ごろに書いたので、その時点のデータね。
ゴレオンコインは初日早朝45万Gあたりでスタートし、昼までには37万Gくらいまで落ちて、現在までそのへんで水平に推移。これはギュメイ、ゲルニックとほぼ同水準です。
2等のゲルニックコインは、初日朝に7万2千Gくらいで、昼頃に6万Gほどになり、現在は7万5千Gくらいに戻している。
ギュメイが2等に落ちたときは、実装後1週間くらいはずっと6万G水準だったので、2等のゲルニックは従来より高めだ。
これはゲルニックに人気があるというよりは、オーグリードのふくびきを引く人が減ったからと見てよさそう。ウェナかドワチャッカでふくびきを引いて換金し、そのお金でコイン買ったほうが割がいいもんな。
「そうだ、ウェナで引こう」という人が増えたせいか、しぐさ土下座は従来の半値以下に値崩れました。2等のレアカラーフラワーも7割くらいの値段に落ちてます。1等が13万前後、2等が30万前後なので、ようやくドワチャッカととんとんくらい(ただし1等と2等の価値が逆転)の値打ちになりました。
ゴレオンの追加によって、ふくびきの大陸ごとの価値が一気に自動調整された感じ。オーグリード、ウェナ、ドワチャッカの価値はだいたい横並びになってきるっぽい。
私はといえば、早朝からグレンの宿で引いていたのですが、2500枚くらい引いたところで馬鹿馬鹿しくなってウェナに移動。ウェナで1等2本、2等4本引いて売りに出そうとしたところ、バザー価格がみるみる下がっていくのを見て萎えて、そのまま放り出しました。
ドワチャッカでひき直そうかと思ったけれど、ドワチャッカはいつ引いても同じだと気づいてやめてそのままです。
だいたいいつもこのパターン。ふくびき券はいっぱいためるんだけど、引ききらずに飽きて持ち越してしまいます。