アラタの冒険日誌

　こないだ討伐を配っていたら、「日記見てます」をくれた人がいて、うれしかった私です。（１）私を定点観測している人がいて、（２）街中で私を見かけて日記の人だとわかるものなのか。ともかくありがとうございます。

　私は最近、あれをやっています。

　つまりその、ウォークを。

　話のタネにと始めたものの、存外のおもしろさで。つまりはまっているんだ。まずいな。ガチャゲーにはまっちゃったよ。


●これはポケモンＧＯとは違う

「ドラクエＧＯ」なんて言い方をされているわけだけれど、ポケモンＧＯとはプレイ感が全然違い、別ゲーといっていい。

　こいつはどういうゲームかというと、「フィールドのあるスマホＲＰＧ」というのがいいと思う。ほら、スマホのＲＰＧって、ほぼフィールドないでしょう。

　ドラクエってのは、町から町へ、荒野をゆき、旅をする、言葉にならない旅情みたいなものを伝統的に醍醐味としてきたのであって、「フィールドのないドラクエってドラクエなん？」みたいな視線がスマホ系ドラクエに向けられていたりした。

　ポケモンＧＯのヒットを見たスクエニの人たちは、当然、「これをドラクエでできないか」と考えた。スクエニの中の誰かは、「ポケモンＧＯのスタイルを使えば、フィールドのあるスマホドラクエを作ることができ、《町から町へ、旅をする》という《体験》をさせることができる」と気づいた。

　あとは星ドラのガチャと歴代ドラクエ式ターンバトルを接続し、仕様を切ってコロプラに渡せば良い。


●大人向けのマイルドな仕上がり

「星ドラのガチャはえぐすぎる」と内部で反省したのかどうか知らないが、ドラクエウォークのガチャはいくぶんマイルドになっている。

　星５の排出率は同じなのだが、今のところ「スキルを４個取り出したあと４凸しろ」みたいな話にはなってない。というか、装備は１個出せばよく、限界突破の必要は今のところない。

　課金は必須ではなく、ときどきもらえる無料ガチャ権を使って星４装備を出し、あとはレベルを上げて物理で殴れば何とかなるという仕様になっている。

「全体攻撃がないと雑魚狩りがきつい」というバトルバランスになっていて、序盤は全体攻撃が星４以上の特定武器にしかなく、ガチャをしたくなるという作りになっているのだが、全体攻撃武器はマイレージ交換での取得が可能だし、レベルを上げると自動的に全体攻撃スキルを覚える。

　ちなみに私はレベル30推奨となっているキラーマシン２体のボスをレベル35で突破しました。そんなんでいいのよ。

　自キャラの３Ｄグラフィックも、等身が高め。これも星ドラと対照的になっている。子供向けのチューンになっている星ドラで、幼年のユーザーにドラクエに入ってきてもらい、高年齢のなじみの客にはドラクエウォークをやってもらうというフォーメーションになっている。

　私はゴールドパスにだけ課金する微課金勢をやってます。ゴールドパスは、マイレージの溜まりを2.5倍くらいにするアイテムで、効力は１週間。値段は1000円。マイレージとは、溜めればガチャが引けたりアイテムがもらえるポイント。

　ゴールドパスありでマイレージをためると、だいたい週に15回くらいガチャが引ける。気分的には週1000円の週額課金をしているイメージだ。これを私は、安いなと認識したのだが、そうするとドラクエ10は安すぎるな。


続き→https://hiroba.dqx.jp/sc/diary/231529396884/view/5969755